重厚な神話とドラマチックな展開を予感させる、新たに作成されたオープニングから物語は始まります。ガガーブシリーズの核となるシナリオは、文字通り完全に一新。四部構成となり、章間ビジュアルや三部作中最も密度の高いイベントで、ゲームを盛り上げます。さらに、PC98オリジナル版で魅力に溢れながらも詳細に描かれることのなかった、アルチェムやラエル、ダグラスやルキアスといった人気サブキャラクターたち全てに、大量のエピソードを盛り込みました。ガガーブシリーズ共通のあの人気キャラクターたちも颯爽と登場。『神々の眠る地』、エル・フィルディンで華やかに冒険を繰り広げます。 |
これまでに培われた英伝シリーズの戦闘全てをベースに、英雄伝説IVの戦闘はタクティカルながら、スピーディで緊張感に満ちたものへと新生しました!通常攻撃、必殺技、魔法詠唱、精霊召喚などの多種多用な行動に設けられたAT(Action Time)を機軸に、先を予測しつつキャラクターたちに命令を与える戦略的な要素と、かけひきの緊迫感あるバトルが展開されます。各パーティキャラクターはもちろん、召喚した精霊や魔法の制御など、プレイヤーの意思を細かく反映できるシステムです。戦闘用グラフィックは大幅に追加され、必殺技システムとして生まれ変わったコンバットアニメは敵味方併せて120種類以上!さらに個性豊かなキャラクターたちの攻撃モーションやインパクトある魔法エフェクト、巨大な敵などが戦闘をより白熱させます。また、これまでになかった魔法や武器、精霊の属性やその効果範囲も戦略性の幅を広げてくれます。 |
メインキャラだけでなく、街を歩くノンプレイヤーキャラクターに至るまで、全てのキャラクターが新たに描き起こされ、魔法や戦闘用のグラフィックも新規で大量に追加。さらに、霧、雨などの多彩な自然現象が幻想的なシーンを演出し、ゲームを否が応でも盛り上げます。全フィールドももちろん描き直され、臨場感あることで好評な英雄伝説III・Vと同じスクロール方式となりました。それだけでなく、街道マップは大幅にバリエーションの追加を行い、「旅をしている」感覚をより鮮明に表現しています。またメニュー枠、ステータスウィンドウ、アイテムアイコンなどのシステム系グラフィックも一新、従来のフルスクリーンモードに加え、画面を占有せずにプレイできるウィンドウモードへの選択も可能となりました。 |
従来の英雄伝説IVサウンドのアレンジに加え、新たなテーマ曲「絆」をはじめとした新曲も大量に追加しています。重厚なテーマの中にも、英雄伝説シリーズ独特の軽快な雰囲気を醸し出すのに重要な役割を果たすファルコムサウンドは健在です。複数のシンセを駆使した音作りを行い、オリジナル曲は音色の質感をアップ。FM音源を使った曲も使用されています。MIDI用データはオリジナルのイメージを壊すことなく独自にアレンジ、2ループ目以降にはWAVE版とは違うアレンジも施されるなど、新たな工夫も試みています。 |
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