彼のその家族構成や兄との関係、生い立ちといった、設定資料に書かれていたものを見た時に、彼はきっと見えない影というか、 何か大切なものを必死になって追いかけていたりとか、守っていたりするような心の優しい、それでいて芯の強い男の子なんだと感じました。
一番はじめにロイドに対して抱いた印象を大切にしたいと思って臨みました。
(今回はひとりずつの収録ということで)本当は掛け合いをしたかったのですが、ひとつひとつのセリフを丁寧にやることによって、
彼の優しさや、誠実さが表れればと思いながら演じさせていただきました。
ゲームというのはひとりで録るのですが、今隣に仲間がいると考えながら演じるのが、ロイドとしての僕の一番大切な役割なのかなと思いました。
演じさせていただいておいて失礼なのですが、最近はゲームをプレイするよりもお芝居を見に行ったりしていて。
でも、やる時はやるんですよ!もちろん自分が出演させていただいたゲームは必ずやります。
ただ、子供の頃は本当にゲームが大好きで色々な作品をプレイしていました。
やっぱりというか、男なら必ず通る道として、恋愛シミュレーションとか(笑)。
アクションゲームも得意だし、RPGも大好きでなんですよ。
今回「英雄伝説 零の軌跡」の主人公ロイド役というお話を頂いた時に事務所の皆さんも英雄伝説シリーズのことを知っていて、
「大きな作品に出せてもらえるんだね」という声を掛けてもらったりしたので、こういう機会を頂けたという事は本当に光栄だと思っています。
まだ英雄伝説を知らない、という方もこの「零の軌跡」をきっかけに遊んでほしいです!
『イースvs.空の軌跡 オルタナティブ・サーガ』にもロイド役として出演させていただいているので、もちろんプレイさせていただきます。自分のキャラしか使いません!(笑)