本編の主人公。 フォルティア国のラグピック村出身。 少し内気だが、真面目で芯は強い。 いつもクリスにやりこめられているが肝心な所では自分の意見を主張する勇気も持っている。 ラグピック村の成人の儀式として、幼なじみのクリスと一緒にオルドス大聖堂を目指し、巡礼の旅に出る。
本編のヒロイン。 ジュリオと同様、ラグピック村出身。 回復・援護系のチャッペル魔法を使うことができる。 明るく、おおらかで、人見知りをしない。 自分がいないとジュリオは何もできないと思っている。 年上なので、ジュリオに対しては保護者的な感情が強い。 ジュリオのことを自分の子分だと思っているフシもある。
出身地はフュエンテのどこからしい。 街道を股にかける泥棒。 だが、未だ、盗みに成功したことはない。 グースと組んでティラスイールを荒し回っている。 絶世の美女。変装が得意で弓の達人。 ドジなグースのために、いつも盗みは失敗ばかり。 「コンビ解消!」が口癖。
出身地は不明。街道を股にかける泥棒。 だが、未だ、盗みに成功したことはない。 シャーラと組んでティラスイールを荒し回っている。 究極の美男子だが、天然のドジでもある。 暇があれば若い娘に声をかけている。 口が達者で、優位に立てばトコトン強い。 「言っとくが、俺は強いぜ」が口癖。 小太刀を使わせれば、右に出る者はない。 特技はロープ投げ、小石投げなど物を投げること全般。 なんと百発百中の腕前。 本人は隠しているが、料理も得意である。
フォルティア国の港町ラグーナに住んでいるが、 留守が多い。クリスの叔父さんである。 かつて、諸国を巡礼した 『白き魔女』の研究に情熱を燃やしている。 「避けられない運命のいたずらによって…」が口癖。 親類からも変人だと思われているが、ジュリオや クリスとは奇妙に波長があっているようだ。
メナート国のネガル島出身。 幼いころ両親の命を奪った海獣ガルガを憎み、 復讐のために強くなろうと村を飛び出して剣士になった。 「こいつだけは俺に任せろ」が口癖。 尊敬する人はフォルティア国の宮廷剣士デュルゼル。 祖父のケビンは今もネガル島のテグラに住み、泥炭で 育てる珍重な宝石『真紅の炎』を養殖して暮らしている。
出身地はアンビッシュ国らしいが、その他の素性は不明。 言葉使いや人への接し方がどこか世間離れしたところがあり、 周囲から浮いてしまっている。 一見頼りなさそうだが、いたって頭脳明晰で聡明な 一面を持つ。海獣ガルガの動向を気にかけている。
フュエンテ国の町はずれに 母のリズと二人で暮らしている。 有名な調薬師である母ゆずりの調薬技術はフュエンテ中の 人々から多くの信頼を受けている。 仲良しは小熊のバンバン。 明るく礼儀正しい性格で、誰からも好かれている。