《鉄血宰相》の異名を持つエレボニア帝国政府代表。元軍部出身の政治家で、10年ほど前に頭角を現してから、帝国全土に鉄道網を敷くなど、卓越した実行力で様々な改革を成し遂げた。周辺の小国や自治州を併合したり、貴族勢力の既得権益を奪うことで、激しい恨みと反発を買っている一方、市民からは圧倒的な支持を受けている。

5年前に亡くなった、リースの姉にしてケビンの姉代わりだった女性。かつて星杯騎士団に所属し、ありとあらゆる手段を駆使して事件を平和的解決へと導くその手腕から《千の腕》と称された。武術に関しても、法剣とボウガンを戦況に応じて使い分けることで自分よりも遙かに格上の相手にすら「負けない」戦いぶりを発揮した。