■ネイティアルの属性を把握する | ||
ネイティアルとは、自然に存在する力や意志をマスターが召還したものとされている。それぞれのマスターの背負う運命にも興味を引かれるが、対戦中の主役はむしろネイティアルになる。ネイティアルの持つ火、水、地、天の4つの属性をどう活かすかによって、勝負の優劣が大きく決するからだ。属性を使い分けることで、弱いネイティアルが強力なネイティアルに対抗することも可能になる。下図が属性の相関関係である。
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■Open to Action、昼夜での能力の変化。時間経過も重要な要素 |
ヴァンテージマスターの世界には時間の概念がある。現実世界と同じく、60分で1時間、24時間で1日が経過するので、数日にも及ぶ戦闘という場合もありうる。ネイティアルの中には、この時間帯によって能力が影響を受けるものもいる。たとえば、月桂樹の冠によって召還できるアモルタミスは、夜や暗い場所ほどその能力が高まる。 また、キャラクタに順番が来て行動可能になるまでの待機時間を、ヴァンテージマスターではOA(Open to Action)と呼ぶ。OAの長さはそれぞれのキャラクタの早さ、行動の種類によって変化するので、これを意識すればより深い戦略を考えることも可能になるだろう。 |
■召還アイテム、魔法 |
ネイティアルの召還には、ネイティアルごとに特定のアイテムが必要になる。特にシナリオモードでは、マスターは最初は限られた数のアイテムしか持っていない。マスターの種類によって最初から持っているアイテムは異なるため、ここからもマスターの個性がでてくるわけだ。(一方フリーバトルでは、最初から全てのアイテムを所有しており、対戦相手も含めてアイテムの所有制限も自由。純粋に戦略のみの対戦を行うことができるわけである。) 新たなアイテムは、ステージクリアによって獲得することができる。またアイテムには、召還アイテムの他に魔法アイテムも存在する。これはマスター自身に魔法を唱える能力を与えるもので、ネイティアルにはない強力な魔法を使うことが可能だ。 ステージをクリアすると、召還アイテム、魔法アイテムなどが手にはいる。 |
■森林、孤島、地底の宮殿、熱砂。バリエーションに富んだ舞台 | |||
画面写真からもおわかりいただけると思うが、ヴァンテージマスターの舞台は実に美しく、バリエーションに富んでいる。多数のネイティアルが繰り広げる激しい攻防を前景に、精細に描き込まれた背景が多重スクロールやアニメーションする様は雄大だ。
見た目にも美しい多様なステージだが、もちろん外見が異なるだけではなく、戦闘に及ぼす影響も様々なものがある。まず、上述したこととも重なるが、屋外のステージの場合は当然明るさが変動する。逆に、地底深くの宮殿などが舞台の場合は、常に夜型のネイティアルが有利となる。 初心者のためには、ネイティアルマスター紫のメルレットが適切なアドバイスを与えてくれる。 また、地形はキャラクタの移動範囲に大きな影響を及ぼす。天のネイティアルしか行けない高台もあれば、水のネイティアルの独壇場となる川もある。マスターの使える魔法の中には水位をコントロールできるものもあるため、特に水辺の多いステージでは、マップ自体がダイナミックに変化してしまうこともあり得るのだ。さらに、マップ中には魔晶石と呼ばれる輝きを放つ石が遍在する。魔晶石は、その場にとどまるもののHPを回復させ、高い防御効果ももたらす。地形を見極め、より多くの魔晶石を占拠することが勝利への重要な鍵となるだろう。 | |||
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