七耀暦1204年、春。
帝都ヘイムダルの近郊都市にある《トールズ士官学院》において、ある特別なクラスが誕生した。
特科クラス《VII組》──
最新鋭の戦術オーブメント《ARCUS》の適性を認められた9名の若者たちである。
このコンテンツには「英雄伝説 閃の軌跡」に関する重大なネタバレが含まれています。
七耀暦1204年、春。
帝都ヘイムダルの近郊都市にある《トールズ士官学院》において、ある特別なクラスが誕生した。
特科クラス《VII組》──
最新鋭の戦術オーブメント《ARCUS》の適性を認められた9名の若者たちである。
地方貴族の息子、リィン・シュバルツァー
帝国最大の重工業メーカーの令嬢、アリサ・ラインフォルト
心優しき音楽家志望の少年、エリオット・クレイグ
名高き武門の娘、ラウラ・S・アルゼイド
帝国知事の息子、マキアス・レーグニッツ
首席入学を果たしたクラス委員長、エマ・ミルスティン
大貴族≪四大名門≫の御曹司、ユーシス・アルバレア
驚異的な身体能力を持つ少女、フィー・クラウゼル
異郷の地より訪れた留学生、ガイウス・ウォーゼル
彼らは担任教官であるサラ・バレスタインに集められ、強制的に“試練”を受けさせられる。
最初から険悪な者たちもいたが何とか協力して試練を突破する。
そして試練の後、改めて《VII組》に参加するかどうか問われ──
それぞれの事情と意志をもって全員、参加を表明するのだった。