■パキラ
「ランディ、お前に手紙が来てるぞ」 「おぅ、サンキュー」 日が傾いてきた夕方、 「ーッ!」 「どうしたんだ?」 ランディの反応にロイドが不安そうに聞いてきた。 「いやぁ、モテる男はつらいなぁ♪フランちゃんから 「そんなんじゃないだろ…」 呆れるロイドをよそに、ランディは急いで それから少しして、ロイドはセルゲイに呼ばれ、 「あ、ロイドさん。」 「あれ?フラン。」 ランディといるはずのフランが受付にいた。 「ランディはどうしたんだ?」 「どうしたって?」 「手紙でランディを呼んでたじゃないか。」 「してないですよ?それにもし呼ぶなら 「そ、それはそうだけど…」 (それじゃあ、あの手紙は誰からで、ランディは 日が沈み、闇に包まれたなか、ランディは 「今さらなんの用だ、クソ親父。」 そこにいたのは、猟兵団 赤き星座のリーダー 「感動の再開にそんな言い方はないだろ 「るせぇ、さっさと用件を言いやがれ。 「今晩あの街を襲撃する」 「!!」 赤い星座が動く場にいる者は皆殺しである。 「・・・なぜわざわざあの街を襲う。 「新しいスポンサーの頼みでな、 「キー坊・・・キーアのことか」 「誰だそいつは?」「ごまかしてんじゃねぇ!!答えろ!!」 おそらくそのスポンサーはあの事件で警備隊が 「教えてほしいなら戻ってこい。 「断る」 「なに?」 「俺はもうあのクソみたいな場所には戻らない。 「あの街は今日でなくなるのに警察を続けるのか?」 「させない。お前を止めて、あいつらも、キー坊も、 「フッ、俺に牙をむけるか。だが、息子は親には勝てんものだ」 風が止み、静寂が訪れる。その中で今、 |