かつて地中に沈んだ背信の王国。伝承に伝えられる守護神“ドラゴン”を有していたが、自らの手によってそれを害し、永久に呪われることとなった。 ビトール王国があった場所には、現在はバノウルドと呼ばれる国が存在している。
守護神ドラゴンの眠るとされる塔。ビトール王国の中心に位置し、 荘厳な姿を晒していた。塔ははるか太古より存在し、人々はこの塔を 囲むように街や国を形作ってきた。ビトール王国が滅んで以来、 行方不明となっている。
この地に太古より住み着いていた神竜。 守護神とも、破滅をもたらす存在とも言われている。世界を制する 『大いなる力』と何らかの関わりがあるらしいが、その秘密は王家に すら明かされぬものとされてきた。
世界のどこかに隠されている伝説の剣。一部の古文書に寄れば、 神々の力を封じ込めたものだという。 真の力を解放すれば、惑星をも破壊すると伝えられている。
広大な地下空間のほとんどを占める遺跡群。 元々は活気のあった街だったらしく、市場や商店が並んでいたと思われる通りもある。この地にもまれに人が迷い込む事があり、中には廃墟の方々に住み着いて店を開いている連中もいる。
地底に塔が建っているのはおかしい、と思うかもしれない。だが実際に塔は存在し、その美しい内装はかつての勇姿を彷彿とさせてくれる。もっとも永く訪れる者も無いせいか、崩れかかっている場所も多い。 塔は、地底の空洞を貫き上層の岩盤にまで達している。
この大洞窟まで来れば、これまでと空気が異なるのが判る。僅かな風の流れがあり、特に巨大な縦穴の縁に立てば、ひゅうひゅうと風の音を聞く事ができる。 だが、地下水脈なども当たり前のように存在しており、ここが相変わらず地下深いことを示唆している。