オオカナツ(大彼津)
巨大な海老を思わせる容姿の水霊幻魔。自分の周囲に津波を起こして複数の敵を攻撃する。海の民の村に残る言い伝えによると、津波は海底に眠るオオカナツが寝返りを打つためであるという。また、嵐にあった船乗り達の中にも、波間にオオカナツの姿を見たというものが多い。実際、海が荒れた日に海面近くで目撃されることが多いようだ。普段は海の底に眠っているが腹が減るとクジラやサメをとって食べていると伝えられている。
■虹色の巻貝
螺旋状に巻いた貝の殻のような生き物。海の彼方の世界からやって来たとも云われているがその正体は定かではない。一説にはオオカナツは一種のヤドカリであり海の底にある巨大な貝のなかで暮らしているとされ、そのの習性を利用した大陸の偉大な術者がオオカナツを特別な貝のなかに封じ込めたのがこの「虹色の巻貝」であるともいわれている。
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