英雄伝説 閃の軌跡IV - THE END OF SAGA -

SEN NO KISEKI ダイジェスト 閃の軌跡

警告 WARNING

このコンテンツには「英雄伝説 閃の軌跡」に関する重大なネタバレが含まれています。

第2章「麗しき翡翠ひすいの都」

5月──

青葉の季節になりリィンたちの学院生活は更なる多忙を極めていた。

そんな中、リィンは貴族嫌いのマキアスとすれ違いを起こしたり、委員長のエマが黒猫のセリーヌをこっそり飼っているのを目撃するなど仲間たちの様々な一面を知っていく。

そして行われる特別実習──

リィンたちA班には仲が険悪なマキアスとユーシスが一緒にされ、早くも前途多難だった。

ユーシスの故郷、貴族の街バリアハートで何とか課題をこなしていくが……

2人のいさかいが原因でリィンが怪我を負うなどの出来事まで起こってしまった。

そんな中、リィンたちは領邦軍が大規模な軍備拡張をしていることを知り──

帝国内で、貴族派と革新派が一触即発の対立となっているのを改めて肌で感じるのだった。

その夜──

リィンはユーシスから彼が庶出しょしゅつの身であるという事実を聞かされる。

そして翌朝、それを聞いていたマキアスが態度を軟化させたことで何とか班もまとまりそうになるが……

実家からユーシスが呼び出されたため少しの間、リィンたちだけで課題を続ける事になるのだった。

しかし──

課題を終えて街に戻るとマキアスが領邦軍に捕まってしまう。

リィンたちは彼を救おうと決意し、遊撃士トヴァルのヒントもあって街の地下水道へと足を踏み入れる。

事態を知ったユーシスが合流し、元猟兵だと判明したフィーの工作で地下牢までの道を切り開き──

何とかマキアスを救出するのだった。

地下水道からの脱出時、リィンたちは巨大な軍用魔獣に追い立てられるが……

マキアスとユーシスが戦術リンクを成功させることで見事これを撃退する。

だが、ユーシスの実家の領邦軍部隊が追いついて包囲し、絶体絶命となるリィンたち。

しかしそこに、ユーシスの兄、ルーファスがサラ教官と共に現れ、その場を収めてくれるのだった。

帰りの列車で、帝国内の深刻な対立を実感し、改めて暗然となるリィンたち。

しかしサラの言葉によって勇気付けられると共に思わず爆笑してしまうのだった。

そんな中──

砦に侵入していた銀色の傀儡くぐつを連れた少女が呑気のんきそうに列車を見送っていた。