英雄伝説 閃の軌跡IV - THE END OF SAGA -

SEN NO KISEKI ダイジェスト 閃の軌跡

警告 WARNING

このコンテンツには「英雄伝説 閃の軌跡」に関する重大なネタバレが含まれています。

第3章「鉄路を越えて~蒼穹そうきゅうの大地~」

6月となり、雨続きの中、初の中間試験に挑むリィンたち。

同じ時期、アリサの実家のメイド、シャロンが寮の管理人に就任し、アリサが帝国最大の重工業メーカー、ラインフォルト社の令嬢だったことが初めて明らかになった。

そして力を合わせた結果、《VII組》は各人が好成績を収め、クラス間の総合順位も1位となった。

しかし──

それが原因で貴族生徒が所属する《I組》から喧嘩を売られることになってしまい……

実技テストの模擬戦闘で勝負し、勝ったリィンが侮辱される事態になったがガイウスのおかげで取り成された。

そして特別実習──

リィンたちA班は、帝都を経由してガイウスの故郷・ノルド高原を目指す。

途中、ルーレ駅でアリサの母親であるイリーナ会長と顔を合わせる機会などもあり……

8時間かけてようやく北東の国境、ノルド高原に到着するのだった。

ガイウスの家族たちに暖かく迎えられたリィンたちは翌朝から馬に乗って実習を開始する。

あまりにも広い高原──
大変だが充実した時間を過ごすうちにリィンたちはとある人物に出会う。

グエン・ラインフォルト──

アリサの祖父にして、RFグループの前会長だった人物である。

夜──

リィンはアリサから彼女の家の事情と、亡くなった父、母との不仲について聞かされる。

しかし共に星空を眺めるうちに小さな拘りと鬱屈は消えうせ、笑顔を取り戻すアリサ。

そんな彼女をリィンだけでなく他の仲間たちも生暖かく見守っておりアリサは羞恥に身悶えするのだった。

翌朝──

共和国方面を見張る帝国軍の監視塔が砲撃されたという報せが飛び込んできた。

両国の軍用飛行艇が飛び交い、にわかに緊張するノルド高原──

そんな中、リィンたちは独自に砲撃の実行犯を捜索する事になる。

その最中、銀色の傀儡くぐつを操る謎の少女ミリアムと知り合い、犯人の行方を知ったリィンたち。

彼女と協力する形で実行犯たちを拘束するも、彼らを影から操っていた《G》と名乗る男は取り逃してしまった。

そして──

情報局のレクター大尉の交渉もあって、ノルド高原での紛争は回避された。

その際、ミリアムが情報局の所属であったという事実が明らかになり……

《G》と仮面の男が漆黒の飛行艇で高原を去るのを、サラとシャロンが目撃するという一幕もあった。

翌朝──

高原での実習を終え、ガイウスの家族やグエン老人と別れを惜しむリィンたち。

それぞれの決意を確認しつつ、万感の想いで蒼穹の大地に別れを告げるのだった。