身の丈を越す巨大な剣を扱うことから《重剣》の異名を持つ、リベール王国出身のA級遊撃士。
4年前にリベール王国を震撼させた《リベールの異変》以降、国内外で数々の功績を挙げてA級に昇格。遊撃士協会の中でもトップクラスの実力者として知られる存在となった。
内戦終結後、結社や猟兵団が帝国内で動き出しつつある気配を察知したアガットは情報局の締め付けで“ほぼ壊滅状態”となった帝国ギルドの助っ人として、また、かつての戦友・オリヴァルト皇子を助けるために帝国入りを決意。
《第Ⅱ分校》に入学したティータを心配しつつも、14年前にリベール王国と帝国の間に起こった《百日戦役》の発端となる“ある事件”の真相を探ろうと独自に動き出す。