帝国政府の有力者・レーグニッツ帝都知事の息子で自分にも他人にも厳しい努力家。
過去の出来事がきっかけで貴族制度を深く憎んでいたが、特科クラス《Ⅶ組》でリィンやユーシスたちと接する中で身分に縛られない固い信頼関係を築いていった。
トールズ卒業後、父や鉄血宰相オズボーンとも異なる道に進むことを考えたマキアスは帝国の政治学院へと進み、父親譲りの生真面目さと優秀さをフル回転させてわずか1年で必要単位を修得。
19歳という異例の若さで「司法監察院」入りを果たしたマキアスは各地での監察業務を行う中、鉄血宰相が計画している“とある政策”に気づくのだが……。