「猟兵王」の異名を持ち、かつて猟兵団「西風の旅団」を率いていた百戦錬磨の団長にしてフィーの育ての親。
したたかでクセの強い人物で、トップクラスの猟兵たちをまとめあげたその手腕とあらゆる戦局に対応可能な得物“バスターグレイブ”による戦闘力の高さ、神出鬼没な用兵術が他の猟兵団からも一目置かれていた。
しかし——数年前、対立するクライアント同士に雇われた「赤い星座」と「西風の旅団」が戦場で激戦を繰り広げることになり、ルトガーは敵団長との一騎打ちの末、相討ちとなってしまう。
フィーや団員たちの目の前で息を引き取り、その後、「西風の旅団」の団員は散り散りになっていたハズだが……?