四大名門・アルバレア公爵家の長子にして帝国が併合したクロスベル州を統括する初代総督。
「貴族派」と「革新派」が争った内戦では貴族連合軍の総参謀として動いていたが、その正体は革新派の代表・オズボーン宰相の直属たる《鉄血の子供達》の筆頭。
《黒の工房》から貸与されたアルティナを利用しつつ、貴族連合を有利に導く采配をしながら最終的に“逆賊”として見做されるような段取りへと導いた。
内戦後は帝国正規軍・領邦軍の力を結集した「クロスベル征討軍」総司令としてまたたく間にクロスベル市を無血占領。続く共和国軍の侵攻もことごとく退け、名実共に帝国領土へのクロスベル組み込みに貢献することとなった。